プロジェクトメンバー間のタスク共有にTrelloを導入して良かったという話。リアルかんばんは場所もコストもかかるので、こういうので初めてみるといいと思う。

導入の経緯

開発のタスクはすべてgithubで管理して、それ以外の粒度の粗いタスクはチャットでアサインして個々で管理させてたんだけど、忙しくなるとやっぱり
  • 頼んだタスク、予定通り進んでないっぽいけどどうなってるかな
  • あの人、今日何やってるんだろう
といった事が頻繁に発生するようになってきた。
まずは使った事のあるサービスからツールを検討してみたけど、どれも微妙な点があったのでせっかくだからTrello使ってみようか。ということに。
  • Redmine
    • 追加、変更にかかるステップが多いので、もっと簡単にGTDアプリみたいに記録したい
  • Googleスプレッドシード /GTDアプリ
    • フォーマットが緩いのでルールの作成と周知が面倒
  • Trello以外でかんばんUIを持つアプリ
    • zenhubもjiraも有料なので断念(あと、モダンすぎてもう少し学習しないと推進できなさそうだった;;)

運用開始

運用がストレスになると絶対に継続しないと思ったので、どこまでツールの機能を使ってもらうかを触りながら考えた。まずは、普段メンバーがやってるタスク整理と変わらない手続きでおさまるように、「Cardを作る」事だけをお願いする事にした。
1.かんばんと同じようにレーンを作る。
  • TODO
  • DOING
  • DONE
2.TODOにやろうとしていることをどんどん追加してもらう。
3.僕が定期的にTODOの中身をチェックして、プロパティを埋める(期日、担当、ラベル、タスク分解できるものはチェックリストに記録)
4.担当はタスクを着手したタイミングでCardをDOINGに、完了したらCardをDONEへ移動する。
以降は、相談をもらったら「とりあえず、この件TODOに入れておいて」というのをお願いすることで習慣化してきた。最近はこちらで指定したものについては、自発的にラベルや期日も入れてくれるようにもなり、だいぶいい感じだ。

まとめ

やっぱりかんばんは見やすい。リストと違って一目で全体感がつかめる。チケット管理システムの変更管理が面倒だと感じる人は使ってみてほしい。あと、APIもあるんでl、Boardへの変更をhipchatに通知できるようすればもっとコミュニケーションが促進できそう。