dots summit 2015レポートの続き

1000万ダウンロードアプリ『メルカリ』を支える技術

2013年12月から今年までで10倍の1000万DLに到達していたとは… おめでとうございます。
特に自前のソフトウェア紹介が面白くて、インフラエンジニアが強い会社ならではのソリューションがいっぱい。phpの並列処理,Goのnginxビルドツール等が紹介されてたのだけど、問題の解決方法の一つとしてソフトウェアでなく「創る」という選択肢はもっておきたいよね。

Gunosyの施策を支える技術

MicroServices(小さなサービスの組み合わせ)とDisposability(廃棄のしやすさ)を支えているのはGolang。他のセッションでもGoの事例が幾つかでてきてて、使いどころぐらいは知っておかないといけないね。あとはOpsWorks使ってる事がわかったので要チェックです。

SPEEDA/NewsPicksを支える価値を生み出す技術の選定手法

技術への向き合い方についてのセッション。ツールや開発手法が続いていたのでいい箸休めになりました。内容も良くて、新しい事にチャレンジするのがなかなか難しいと思ってる人にお勧めな内容でしたね。
  • 技術のパラダイムはスパイラルモデル
  • 誰も観た事も聞いた事も無い技術は詐欺
  • 技術を組み合わせる事を覚える
知っている知識をベースにして、新しい技術に取り組めばそんなにたいしたハードルじゃないよって話で、これは激しく同意ですね。

少人数ではじめられるCI

https://speakerdeck.com/yulii/duan-na-qi-shao-ren-shu-demo-shi-xian-dekiruci
仕様が緩い状態でも、テストを緩めに書く。という発想が自分にはなかったので良かったです。うちはユニットテストが諸々の理由からまだ導入できていないのですが、もし始めるとしたら小さなところからでも始めていこうと思います。

まとめ

大規模サービスを運営している会社は、どこも技術トレンドにしっかり追従してますなぁ。個人的にはCIとGolangは手をつけたいと思った次第です。
あと、Qiita::team、Slackの鉄板ぷりが半端ないね:-)